主体と禊ぎ2
安西氏「神社で奉納したり、禮法したりするのは、あくまでもそこに行きつくガイドラインや。
自分の人生で「禊ぎ」が出来てなかったら、只のパフォーマンスでしかない。
裁いたり裁かれたりするよりも、本当の『禊ぎ』のほうがよっぽどキツイよ。」
リッツ「うん・・・・。 そうだね。」
安西氏「言いづらい事、よく言えた。 今まで辛かったな・・・・。」
リッツ「愛されていたことに、気が付くことが出来たからだと思う。
クマが守ってくれたから、恥じないようにちゃんと生きなきゃって思った。」
安西氏「そうやな。 よく陽転させたな。 リッツのそういうトコ、俺は尊敬する。
守ってもらってたのに懺悔なんて、おこがましいなぁ(笑)。」
リッツ「アハハ。 ヒロムに言ったら、嫌われないかな。」
安西氏「嫌わないよ。
ヒロムは俺達よりも、うんと強くて、うんと優しいから。」
リッツ「そしてちょっとあざといもんね(笑)。」
安西氏「そうそう。 あいつはちゃっかりしてるし、全然大丈夫や。
何か一つが欠けても、今のこの状況は無かったはずやねん。
もしクマがいなかったら?
ヒロムはここには居ない。
全てが奇跡の連続で、全てが奇跡の積み重ねで今が成ってる。」
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