肩展法を行いました
モーニング朱雀でおなじみの彌勒朱雀メゾット。
モーニングで行っているのは、振動法、吐納法、自律禅法、站椿功(タントウコウ)の4つです。
もともと彌勒朱雀メゾットは、「朱雀メゾット」という形で、
武學士レノンリーが「武學體術の基礎作り」という、継続の練習法として武藝団のメニューとして、
考案されたものです。
モーニング朱雀の参加者のレベルが上がってきたので、
運営部の女子部の皆様から、次のレベルに進みたいとの要望がありました。
このような要望だったら何時だって・・・・、
リッツ「オー、イエーッス、ウェルカムヨ~~~~!」
という事で、肩展法をかな~~~~~り詳しくお伝えいたしました。
ただ、ZOOMでのレクチャリングになりますので、
限界があるのですが、皆様が得たい成果を得れることが出来ましたので、
とりあえずホッとしています。
1月の合宿で機会がありましたら、更に詳しくお伝えできたらと思っております。
「彌勒朱雀メゾット」自体は難しいものではありません。
しかし、「ココだけは押さえないとダメ」というものは、確かに存在します。
そこをすっ飛ばして、不確かな情報に自分のオリジナルを加えてしまうと、
全く違う別のものになってしまいます。
それはそれで表現としては良いのですが、やはり「守破離の守」は基本の基本です。
守破離とは、習得においての修行の段階の事です。
「守」とは、その流派や師匠のお教え、型、技などを忠実に学び、
確実に身につける事です。
「破」とは、確実に自身が習得をしたならば、次は他の師や流派の教えなども学び、
自身に必要なものや良いものを取り入れ、習得したものを発展させることです。
「離」とは、今までの概念から離れ、独自のものを生み出し確立させることです。
守・破・離という段階で習得して確立されていくものです。
これらのこともあり、女子部から熱い要望がありました。
この事は「武學を伝えていく者」の端くれとして、物凄くうれしい事です。
體術の稽古をするとよくある事ですが、
肩はエネルギーの通りが詰まりやすい場所です。
私達の肉体の構造上、肩と腰は必ず力みが入ってしまう部位です。
そこの部分を重点的に五行を使って緩める方法です。
彌勒朱雀メゾットの素晴らしい所は、全てを五行と波状運動で稽古できるところです。
あまり危険な事がありません。
「動作」「呼吸」「イメージ」そして「波動」。
この4つを同時に行う運動です。
非常に地味ですし、體術や稽古などで「効果が実感」出来るのは、
はじめてから少し後になります。
・・・・・このページで書き切ろうと思っていたのに、
前置きが長くて申し訳ありません。
肩展法、次回に続きます。
20230120 安西律子
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